神宮外苑再開発と五輪利権(YouTube)
米川大二郎
米川大二郎 |
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神宮外苑再開発の本質は、五輪利権ではないかと思っております。
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司会 |
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具体的には、どういうことですか?
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米川大二郎 |
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神宮外苑の再開発は、2012年が大きなポイントでした。元総理の森喜朗さんと東京都副知事、東京都の技監の会談メモというのがあります。
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2012年4月27日、東京都都市整備局は当時の石原都知事に、国立競技場の建替えや神宮外苑の再整備について説明しています。同じ年の5月15日には、当時の佐藤広東京都副知事と東京都の安井技監が、元首相の森喜朗氏のもとを訪ねて、神宮外苑再開発について説明していたんです。
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この佐藤広さんという人物ですが、当時は東京都副知事、その後はオリンピック組織員会の副事務総長になり、オリンピックが終わった後は解散する組織委員会の清算人なんですよ。
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森喜朗さんは「(都営の霞ヶ丘アパートの)住民移転は大丈夫か?」と聞いて、佐藤副知事が「(住民の入居経緯、店舗もある等を説明し、)近くにある他の都住に移転してもらえるために国策として進めていくことが必要」と言っています。
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司会 |
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これはなんで、都営霞ヶ丘アパートや明治公園の土地が必要だったんしょうかね。
しかも、霞ヶ丘アパートの住民に移転してもらう口実として、国策が必要と言っていますね。 |
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米川大二郎 |
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そうなんです。そこなんです。
神宮外苑の再開発の本質、「空中権」の姿が森喜朗氏、佐藤副知事、安井技監の会話から見えてきますので、順次ご説明しますね。
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